肝機能を高め滋養強壮する薬膳料理「レバーの甘露煮」

「レバーの甘露煮」レシピ

慢性的にたまった疲れをとりたいときに。
慢性的に疲れがたまって、体力が落ちてしまった症状を、「肝機能を高める」「造血を促す」食材のレバー、「胃腸の働きを高める」シナモンで改善します。
(4人分)
①鶏レバー200g
②生姜薄切り(皮付き)5枚
③シナモン1g
④酒大さじ2
⑤醤油大さじ3
⑥水4カップ
⑦蜂蜜大さじ3
作り方
1.レバーを牛乳に15分ほどつけてからキッチンペーパーで水分を取る。(血抜き:臭みとり)
2.レバーを一口大に切る。
3.鍋に蜂蜜以外の材料を入れて煮込む。
4.ある程度煮込めたら、蜂蜜を入れ焦げないように弱火で煮詰める。

食材の特徴
鶏レバー <薬膳学>
血虚(血が足りていない状態)に効果的とされる。肝機能を高め、血を補う食材とされている。
<栄養学>
血液の素となる鉄や赤血球膜を作るタンパク質の合成に必要な亜鉛が豊富で造血を促す効果がある。また、ビタミンAが豊富で免疫力を高める効果がある。
その他に、ビタミンB1,B2,B6,B12が豊富に含まれているため疲労回復・新陳代謝促進などの効果もある。
※栄養価がかなり高い食材だが、コレステロールが高いので日常的な食べ過ぎには注意。
シナモン <薬膳学>
淤血(おけつ:血が汚れている状態)に効果的とされる。胃腸を温め、消化吸収力を高める食材とされている。
<栄養学>
カルシウム・マグネシウムが多く骨生成を促し、精神を安定させる効果がある。また、鉄分が多いため、造血を促す効果ある。
その他に、シナモンに含まれる香り成分のシンナムアルデヒドは、血行を促進する効果があり、香り成分のオイゲノールは、強力な抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果も期待できる。
生姜 <薬膳学>
気滞(気が足りているが滞っている状態)、淤血(おけつ:血が汚れている状態)に効果的とされる。血行を促進し、新陳代謝を高め、身体を温め食欲を増進する作用がある食材とされている。
<栄養学>
ショウガオールが血行促進する作用がある。また、ポリフェノール種(クルクミン)が肝臓の解毒機能を強化し肝機能を向上する。更に、抗糖化作用(糖がタンパク質と結びついて変質させてしまうことを防ぐ作用)があるため、アンチエイジング効果も持つ食材です。
蜂蜜 <薬膳学>
気虚(血・水・気を巡らせる力の低下)に効果的とされる。胃腸の働きを高め、肺を潤す作用がある食材とされている。
<栄養学>
単糖類で構成されている糖質であるため、分解の必要が無く、胃腸に負担をかけずに効率的に短時間でエネルギーを吸収することが出来る。また、蜂蜜は砂糖よりも甘味度が高く、砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さカロリーは砂糖と比較して60%に抑えらるので、ダイエットの助けになる。
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