冷え・胃弱を改善する薬膳料理「里芋とキノコの中華風雑炊」

「里芋とキノコの中華風雑炊」レシピ

身体を温め胃腸の働きを高める。
冷えや食べ過ぎて胃腸の調子が悪くなったときに、胃腸の調子を良くする食材の里芋・しめじ、身体を温め血行を良くする食材の玉ねぎ・生姜・ねぎで対策する。
(2人分)
①里芋1個
②玉ねぎ中1/2個
③しめじ1/4個
④ぶなしめじ1/4個
⑤生姜適量
⑥鶏がらスープの素小さじ1
⑦酒50cc
⑧ご飯1/2カップ
(茶わん一杯)
⑨卵2個
⑩胡麻油適量
⑪ねぎ適量
⑫きざみ海苔適量
⑬クルミ(煎り)6個
⑭ポン酢適量
作り方
1.里芋の皮をむき、5mm角に切る。玉ねぎと生姜をみじん切りにする。きのこ類は、いしつきを取りばらし、一口の長さに切る。クルミを砕いておく。
2.玉ねぎと生姜を油できつね色になるまで弱火~中火で炒める。
3.玉ねぎの色が変わったら、きのこ類と里芋を入れ2分ほど炒める。
4.3.に鶏がらスープの素、水200cc、酒を入れ沸騰するまで強火にし、沸騰したら弱火にして5分煮る。
5.3.を煮ている間に、卵を溶く。3.にご飯を入れ2分ほど煮て、クルミと卵を回しながら入れ固くならないように少し煮詰める。
6.器に盛り、お好みで少量のポン酢をかけ、上からねぎと海苔をふりかける。

食材の特徴
里芋 <薬膳学>
気虚(血・水・気を巡らせる力の低下)に効果的とされる。消化を高め便通を良くしたり、解毒作用があります。滋養強壮する食材とされている。
<栄養学>
いも類の中でも水分を多く含み低カロリーです。むくみの解消や高血圧予防に効果的なカリウム、タンパク質からエネルギーを作るために必要なビタミンB6、新陳代謝を高めて疲労を回復するビタミンB1が含まれ、滋養強壮をもたらす食材とされています。胃・腎臓・肝機能を向上するムチンが多く含まれる。
玉ねぎ <薬膳学>
気滞(気が足りているが滞っている状態)、淤血(おけつ:血が汚れている状態)に効果的とされる。血のめぐりを良くする作用があるとされている。
<栄養学>
硫酸アリル、ポリフェノール類(ケルセチン)が血液をサラサラにする、ビタミンB6がタンパク質生成を促進する効果がある。
しめじ <薬膳学>
気虚(血・水・気を巡らせる力の低下)に効果的とされる。食欲不振のときに、胃の働きを高める食材とされている。
<栄養学>
ビタミンD・パントテン酸が豊富で、免疫力を高める効果がある。ナイアシン・ビタミンB1も豊富に含まれているため疲労回復する効果がある。
生姜 <薬膳学>
気滞(気が足りているが滞っている状態)、淤血(おけつ:血が汚れている状態)に効果的とされる。血行を促進し、新陳代謝を高め、身体を温め食欲を増進する作用がある食材とされている。
<栄養学>
ショウガオールが血行促進する作用がある。また、ポリフェノール種(クルクミン)が肝臓の解毒機能を強化し肝機能を向上する。更に、抗糖化作用(糖がタンパク質と結びついて変質させてしまうことを防ぐ作用)があるため、アンチエイジング効果も持つ食材です。
クルミ <薬膳学>
気虚(血・水・気を巡らせる力の低下)、血虚(血が足りていない状態)に効果的とされる。肺と腎臓機能を高め免疫力向上し、造血を促し疲労回復する作用がある食材とされている。
<栄養学>
ミネラルが豊富(特に銅)で、貧血を予防し、新陳代謝を促進する効果がある。また、不飽和脂肪酸が豊富で成人病の予防などの効果がある。
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